【路線バス探訪】横浜市交通局・82系統
82系統(神大寺線)は、36系統のうち八反橋および神大寺入口発着便が平成8年に独立した系統です。なおこの系統番号は、かつて芹ヶ谷~平戸~保土ヶ谷駅東口~浜松町~洪福寺~横浜駅西口で使用されており、2代目となります。
36系統時代は出入庫便を兼ねた八反橋~横浜駅西口~浅間町車庫前に加え、八反橋を出て東泉寺前を時計回りに一周し、岸根、六角橋北町を経由する路線もありましたが、いずれも系統独立にあたって整理され、比較的シンプルな形態となりました。
平成25年の経路変更で39系統に合わせた鶴屋町3丁目経由に変更され、往路に限りパターンが変化しています。その後、令和3年のダイヤ改正で神大寺入口発着便の殆どが88系統に吸収され、同発着においては市民病院に向かう路線が大幅に増えました。横浜駅西口へは35・50系統のほか、ほぼ全区間で経路が重複する36系統でもアクセスが可能ですから、新たな輸送需要を掘り起こす狙いもあったのでしょう。
- 82F 八反橋→日枝橋→東神奈川駅西口→鶴屋町3丁目→横浜駅西口
- 82A 八反橋←日枝橋←東神奈川駅西口←横浜駅西口
- 82G 神大寺入口→日枝橋→東神奈川駅西口→鶴屋町3丁目→横浜駅西口(朝夜のみ)
- 82B 神大寺入口←日枝橋←東神奈川駅西口←横浜駅西口(朝夕のみ)
- 82C 八反橋~日枝橋~東神奈川駅西口(朝夕のみ)
- 82D 神大寺入口~日枝橋~東神奈川駅西口(朝夕のみ)
営業係数:132.7(令和5年度)
▲八反橋
平成19年の121系統の神奈中移譲以後、市交では本系統の降車用バス停として使用しており(129系統用は約220m西側にあります)、かなりひっそりとした雰囲気となっています。客扱いを終えるとすぐ先の交差点を右折し、近くにある八反橋詰所で乗務員休憩を取ります。
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