【路線バス探訪】横浜市交通局・35、346系統
35系統(栗田谷線)は、横浜駅西口から栗田谷、三ツ沢を経由して再度横浜駅西口に至る循環路線として昭和36年に開設された系統です。なおこの系統番号は複数回使用されており、直近はかつて横浜駅前~桜木町駅前~大桟橋(現、大さん橋入口)で使用されており、3代目となります。
かつては神大寺交差点を出ると直ぐ先の交差点を左折し、市営三ツ沢墓地の横を通って坂を下り、三ツ沢中町を経由するルートだったようですが、昭和49年に現在の路線となりました。今日では50系統の往路便として、神大寺入口~栗田谷~横浜駅西口の区間便が中心で、1周する循環線は毎時1本程度の運行に落ち着いています。長らく浅間町・保土ケ谷の共管でしたが、令和5年のダイヤ改正で後者は担当を外れ浅間町の単独となりました。
346系統は平成25年の夏に試験運行された急行便で、運行経路を循環線から現在の区間便に改め、翌年3月に本運行に移行しました。松本から先が急行運転区間となり、東横反町駅前には向かわず87系統のルートを走行することでショートカットを図っているのが特徴です。
- 35E 横浜駅西口→神大寺入口→栗田谷→鶴屋町3丁目→横浜駅西口
- 35F 神大寺入口→栗田谷→鶴屋町3丁目→横浜駅西口
- 346A 神大寺入口→栗田谷→横浜駅西口(平日朝~日中、土休日日中のみ)
営業係数:97.6(令和5年度)
▲三ツ沢総合グランド入口~三ツ沢公園自由広場
三ツ沢公園自由広場は、令和2年まで市民病院入口と名乗っていました。一番左の車線は第三京浜に合流するもので、奥の道路情報板の辺りにかつて運行した95系統専用のバス停がありました。▲片倉町入口~中丸
本数が減少する神大寺入口以西も住宅地が続きますが、ここの向かって右手に限っては畑が広がっています。▲捜真学院前
当地は神奈川大学横浜キャンパスも程近く、言わば学園町のような様相を持ちます。
なお、当バス停は平成26年まで市営栗田谷アパート前を名乗っていました。
栗田谷交差点を右折すると、見通しの悪いカーブも存在する坂を一気に下ります。
経路が重複する反町~横浜駅西口は、39系統も併せてご覧ください。
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