【路線バス探訪】横浜市交通局・136系統
136系統(ズーラシア線)は中山駅前から寺山町を経由し、よこはま動物園に至る路線として平成11年に開設されました。文字通りズーラシアへのアクセスの一翼を担う路線で、その殆どが相鉄バスのエリアに乗り入れる格好となっており、市営バスとしては専ら単独区間となります。 全区間に渡り相鉄バスの旭14系統と重複しますが、同系統は朝時間帯かつ往路のみの運行と路線の性格が大きく異なることもあり、共通定期券の設定はありません。また、本系統に関してもズーラシアの開園時間に合わせて運行されており、通常ダイヤにおいて早朝や夜間の運行はありません。 平成27年にズーラシアの新エリアがオープンしたことに併せ、土休日ダイヤの14時台までの往路に限りよこはま動物園北門まで路線が延伸されています。 136A 中山駅前←寺山町←よこはま動物園 136M 中山駅前→寺山町→よこはま動物園 136N 中山駅前→寺山町→よこはま動物園→よこはま動物園北門 ▲中山中学校入口 中原街道を南下しますが、境まではひたすら上り坂となります。市営が後から参入していることもあり、沿道のバス停は今日に至るまで相鉄が管理しています。 ▲上白根入口~横浜旭陵高校坂下 写真では左奥に僅かに見えますが、ひかりが丘の団地群を横目に走ります。相鉄バスが(旭14系統を除き)そこを経由するのに対し、本系統は立ち寄らず中原街道を直進します。これはズーラシアへの速達性と、民業圧迫にならないよう配慮した結果なのかも知れません。 ▲よこはま動物園 この名が正式名称ということもあり、バス停そのものはズーラシアを名乗りません。土地柄からか各地へのアクセスは相鉄バスが中心で、このほか横市交から移譲された5系統にて神奈中バスが乗り入れます。 ▲よこはま動物園北門 正門側に比べると簡素なロータリーですが、近年は里山ガーデンの開園もあって存在感を増しています。