【路線バス探訪】横浜市交通局・128系統
128系統(アイランドガーデン線)は、鶴見駅前から汐鶴橋を経由し、ヨコハマアイランドガーデンに至る路線として平成16年に開設された系統です。平成13年に閉園した大型屋内温水プール施設のワイルドブルーヨコハマの跡地に建てられた、南国リゾートをイメージしたマンション「ヨコハマアイランドガーデン」への住民に向けたアクセス路線となっており、そのマンション名がそのまま終点バス停名に起用されました。
同マンションと鶴見駅前のアクセスは、本系統に加え臨港バスが芦穂橋回りでアイランドガーデン線(鶴09系統)を運行しており、営業エリアで棲み分けを図った格好となります。但し、同路線が曜日を問わず終日毎時2本の運行であるのに対し、本系統は平日ラッシュ時は毎時5、6本まで増発されるダイヤを踏まえると需要と輸送力の高さでは市交に分があり、営業係数の低さにも表れています。
- 128A 鶴見駅前~汐鶴橋~ヨコハマアイランドガーデン
営業係数:56.9(令和5年度)
▲汐鶴橋~向井町1丁目
鶴見川に架かる汐鶴橋を渡ります。輸出用なのか、左ハンドルの三菱ふそう・キャンターが多数走っていました。
▲向井町2丁目~向井町3丁目
汐鶴橋を渡ってすぐ左折すると、向井町の住宅地を進んでいきます。▲京三製作所前
日本信号、大同信号とともに三大信号会社の一角に立つメーカーで、この本社周辺の交通信号機はしっかり京三製となっており抜かりありません。▲ヨコハマアイランドガーデン
大型バスの折り返しに対応したロータリーを備えますが、設備としては非常に簡素でひっそりとした佇まいです。
ここまで来ると市境が間近に迫っており、バス停横の緑地を少し歩くと川崎市川崎区に突入します。
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