【路線バス探訪】横浜市交通局・29系統
29系統(鶴見線)は、長者町5丁目から桜木町駅前、横浜駅前を経由し鶴見駅西口に至る路線として、昭和26年に開設された系統です。
当時は長者町5丁目が横浜の中心街で付近に折返場も設けられ、ここから長者町1丁目、花園橋(現、横浜スタジアム前)、日本大通(現、日本大通り駅県庁前)と反時計回りをしたのち桜木町方面に至るルートを走行していました。その後、起点が浦舟町(この時点で横浜駅前~鶴見駅西口便も運行)、滝頭となり路線延長を重ねましたが、効率化を図ったのか昭和41年に県庁前発着に、更に昭和45年には横浜駅西口発着に短縮されました。そごう横浜店の1階部にあたる横浜駅東口バスターミナルが完成した昭和60年に横浜駅前発着に戻り、現在の路線に至ります。
今日では経路の大部分が重複する7系統の区間便としての意味合いが強く(営業キロは900mしか変わりませんが)、同じ運用ダイヤを組むほか並行区間では同系統とダイヤ調整もなされています。
- 29A 横浜駅前~東寺尾5丁目~鶴見駅前
- 29B 子安小学校入口←東寺尾5丁目←鶴見駅前(平日夜1便のみ)
営業係数:109.6(令和5年度)
▲青木橋
バス車内の案内広告放送でもお馴染みですが、後ろに本覺寺を望みます。▲入江1丁目~子安小学校入口
第二京浜とも呼ばれる国道1号線を進みます。
ここの陸橋は背後の響橋をさしており、写りこそはしませんでしたが臨港バスがひっきりなしに行き来する同社ドル箱の区間です。
経路が重複する下末吉国道際~鶴見駅前は、155系統も併せてご覧ください。
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