【路線バス探訪】横浜市交通局・59系統
59系統(浦島線)は、横浜駅西口から浦島丘を経由し、綱島駅前に至る路線として昭和37年に開設された系統です。当初は保土ケ谷の所管で、開設時から東急バス川崎営業所(平成22年に閉鎖)と共同運行を行っており、翌年に日吉営業所が開設されるとそちらに移管。市交も程なくして現在の港北に移管されます。その後、バス事業の分社化を控えた平成3年に東急が撤退。このタイミングで、本系統をベースに新横浜駅前発着としていた80系統(初代)も廃止され、残った市交側も所管を浅間町に移しています。
令和5年のダイヤ改正にて、手狭で誘導員を要した綱島駅高架下のスイッチバック式バスのりばに代わり、新綱島駅の開業後に整備されたバスのりばに移転され、新綱島駅が終点となりました。
- 59D 横浜駅西口~浦島丘~大豆戸交差点~新綱島駅
- 59B 横浜駅西口~浦島丘~大豆戸交差点(往路は夜1便、復路は朝1便のみ)
営業係数:134.9(令和5年度)
この辺りは綱島街道が区境となっており、道路を挟んだ左側が港北区、右側が神奈川区となります。
更に当地はセブン-イレブン、デニーズ、ヨークマートが集積しており、ちょっとしたセブン&アイ村が形成されています。
▲菊名記念病院前~菊名駅前
その名の割には、菊名駅から少し歩いた綱島街道沿いにバス停があるのに対し、右に見切れている臨港バスは駅東口の階段を下りた目の前にバス停があります。この辺りは、環状2号線に出る交通量の多さから混雑します。
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