【路線バス探訪】フジエクスプレス・134系統
134系統は、桜木町駅前から山元町、本牧を経由し再度桜木町駅前に至る循環路線として平成19年より運行する系統です。元々は横浜市交通局が平成6年に開設した路線で本牧が所管していましたが、大規模再編成に伴い民間移譲路線に指定され、市交としては僅か12年半で撤退した格好となります。
横浜タウンバスの愛称を持ち、車体肩部にレインボーの装飾、腰部には市内の観光名所のシルエットを描いたラッピングが施された専用の中型車が投入されています。
市交時代は本牧車庫前が終点でしたが、移譲にあたり本牧三渓園前(現、三渓園入口)→本牧元町→大鳥中学校前の順に循環する経路が採られ、多門院前、吾妻神社前、本牧原南公園前の乗り入れが無くなった一方、新たに大鳥中学校前を通るようになりました。循環線とされた結果、約17kmもの長距離路線となっています。
令和6年のダイヤ改正により、長距離運行の是正ということもあってか、全便がみなと赤十字病院で折り返す通常の往復路線に改められ、本牧地区への乗り入れは無くなりました。今回はその廃止区間を振り返ります。
- 134 桜木町駅前~長者町5丁目~山元町~みなと赤十字病院
134桜木町駅前→長者町5丁目→山元町→みなと赤十字病院→本牧→大鳥中学校前→みなと赤十字病院→山元町→長者町5丁目→桜木町駅前(※令和6年9月30日まで運行)
▲小港橋~小港
みなと赤十字病院を出て、URビューコート小港を横目に走ります。
コメント
コメントを投稿