【路線バス探訪】横浜市交通局・104系統

104系統(師岡線)は、新横浜駅前から末吉橋を経由し鶴見駅前に至る路線として、昭和45年に開設された系統です。

新横浜駅前~駒岡車庫では臨港バス新横浜線(鶴02系統)と並行するほか、終点も同じく鶴見駅西口となりますが利用者、本数がともに多い路線です。専ら片側2車線以上の道路を通るその恵まれた路線環境から、かつて存在した標準尺車も優先的に充てられていました。

梶山止まりの区間便はかつてはそこそこの本数がありましたが、平成22年に新設された6系統(6代目)にその殆どが振り替えられ、現在は僅かな本数のみが残ります。

  • 104A 新横浜駅前→トレッサ横浜→宝泉寺前→鶴見駅西口
    104A 新横浜駅前←トレッサ横浜←末吉橋←鶴見駅入口
  • 104B 新横浜駅前~トレッサ横浜~梶山(往路は平日朝夜1本のみ、復路は朝のみ)
営業係数:84.3(令和5年度)
港北区総合庁舎前~南谷戸
▲港北区総合庁舎前~南谷戸
41系統がこの手前で南に逸れるのに対し、本系統は環状2号線をひらすら進みます。

トレッサ横浜
▲トレッサ横浜
トヨタグループが開発・運営するショッピングモールで、同社の工場や物流拠点の跡地に建設し、平成19年にオープンしました。それゆえか、館内では複数のチャネルの自動車ディーラーも並行展開されています。当バス停はかつて、路線名の由来にもなった師岡を名乗りました。

駒岡車庫
▲駒岡車庫
臨港バス鶴見営業所の最寄りとなるバス停で、市交が他社営業所の最寄りを通る数少ないバス停です(他に青葉台営業所前、杉田平和町が存在)。ここに限っては臨港バスの権利主張があったのかは不明ですが、バス停は同社が管理しています。

鶴見駅入口
▲鶴見駅入口
西口ロータリーが手狭であることと同バス停は臨港バスに分があるのか、復路の始発は14系統とともにロータリーの外れに追いやられています。

経路が重複する港北区総合庁舎前~梶山については、6系統も併せてご覧ください。

令和6年6月25日 公開
令和6年10月2日 営業係数を記載

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