【路線バス探訪】横浜市交通局・41系統(鶴見駅西口発着)

更新日 2024年10月18日 (金)

41系統(川向町線)は鶴見駅西口から菊名駅前を経由し、川向町に至る路線として昭和28年に開設された系統です。今回は本系統から、鶴見駅西口を発着する路線を取り上げます。

昭和56年の港北営業所(現在の2代目)開設に併せ、新横浜駅前発着の路線の運行を開始。現在も続く基幹路線のひとつとなっています。字幕表示器においては横浜駅と区別する意味合いがあったのか、青地で新横浜駅と表記していたのが特徴(他系統でも同様)でした。

昭和63年には深夜バスの運行を開始し、大倉山駅前から川向町折返場に至る深夜バス独自の区間便も存在しました(356系統)が、こちらは平成24年に廃止されました。その後も残った355系統もコロナ禍で運行を休止し、令和6年に正式に廃止されています。

かつては新羽町折返場(現在のセブン-イレブン横浜新羽町店)とを結ぶ区間便も存在しましたが、平成5年の市営地下鉄ブルーライン延伸により新羽駅が開業し、そちらに起終点を改めました。なお、同駅発着便は令和5年のダイヤ改正により消滅しています。

令和6年に菊名記念病院前バス停が新設(川向町方面のみ)され、往復で同一経路ながら運行パターンが変更されました。

営業係数：99.6(令和5年度)

▲総持寺前

鶴見駅西口から出る一方通行路を抜けた所にあります。文字通り總持寺が西側にあり、その学校法人(総持学園)が運営する鶴見大学ならびに歯学部付属病院も構えます。

▲東福寺前(鶴見区)

かつて右手奥に花月園競輪場がありましたが平成22年に廃止され、記事執筆時点ではUR都市機構が主体となるマンションの宅地造成が行われています。

▲岸谷公園入口～岸谷2丁目

柳町～飯山はカーブの続く狭い道を通ります。

▲新菊名橋～大豆戸交差点

この大豆戸交差点は本系統の接点で、写真左手が鶴見駅西口方向、右手が川向町・中山駅北口方向、そして奥が港北車庫前・新横浜駅前方向となります。

経路が重複する鶴見駅西口～内路は、38系統も併せてご覧ください。

令和6年7月16日　公開

令和6年10月2日　営業係数を記載

出発相当進行