【路線バス探訪】横浜市交通局・50系統

50系統(栗田谷線)は、横浜駅西口から栗田谷を経て、再度横浜駅西口に至る循環路線です。遅くとも昭和40年ごろには運行がなされているようですが、正確な運行開始年は調べ切れておりません。同じ経路で外回りの循環運行をする35系統の内回り便として、同系統から派生した路線となっています。やはり今日では横浜駅西口~栗田谷~神大寺入口の区間便が中心となっており、循環線は毎時1本程度の運行に落ち着いています。

35系統も含めかつては保土ケ谷が単独で所管していましたが、浅間町との共管になったのち、令和5年のダイヤ改正にて保土ケ谷が外れ浅間町のみの所管となっています。かつて運行した深夜バスは入庫便も兼ねた独自のルートで、行先からもお分かりの通り保土ケ谷による運行でした。

  • 50A 横浜駅西口→栗田谷→神大寺入口→横浜駅西口
  • 50B 横浜駅西口→栗田谷→神大寺入口
  • 362A 横浜駅西口→栗田谷→神大寺入口→浅間下→保土ケ谷車庫前
    (深夜バスは令和2年4月27日~運休、令和6年4月1日廃止)
営業係数:95.5(令和5年度)

松本~栗田谷(その1)
▲松本~栗田谷(その1)
この区間で勾配を一気に駆け上がります。
背後の細長い建物は、令和6年に開業したばかりの相鉄ホテルズ ザ・スプラジール横浜で地上43階、約178mの高さを誇ります。

松本~栗田谷(その2)
▲松本~栗田谷(その2)
狭い交差点を器用に左折していきますが、この曲がった先(写真の手前側)に栗田谷バス停があります。

神大寺入口
▲神大寺入口
神大寺入口交差点そばで市営三ツ沢墓地の北側にバスターミナルが設けられており、大半の便はここで折り返し、復路は35系統として運行します。当地には平成24年まで野良ニワトリのコッコちゃんが生息していました。

片倉町入口~峰沢入口
片倉町入口~峰沢入口
ここ新横浜通りは横浜車庫への通り道ということもあり、上の陸橋を含め相鉄バスの往来が非常に多く、市交は毎時1、2本程度と肩身が狭くなっています。
この歩道橋はディーラーが隣接するホンダカーズ横浜がネーミングライツを取得し、令和5年よりHondaCars横浜三ッ沢歩道橋の愛称が付けられています。

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