【路線バス探訪】横浜市交通局・88系統
88系統(市民病院東神奈川線)は市民病院から三ツ沢上町駅前、松本を経由し東神奈川駅西口に至る路線で、令和2年に開設された系統です。なおこの系統番号は、かつてセンター南駅~大原~仲町台駅~勝田~新北川橋で使用されており、2代目となります。
市民病院の移転に伴うアクセス路線としての役割を担っていますが、本系統の開設により平成19年まで運行した114系統のうちおよそ半分にあたる区間が事実上復活しています。また、令和6年には神奈川区総合庁舎前バス停も再設置されたことで、かつて同系統が担った神奈川区役所等へのアクセスの役割も果たすようになりました。
令和3年のダイヤ改正で、82系統のうち神大寺入口発着の半数ほどが本系統に振り替えられた結果路線が延伸され、市民病院と神大寺入口を大回りで結ぶ路線がメインとなりました。
- 88C 市民病院→三ツ沢公園桜山→東神奈川駅西口→神大寺入口
- 88D 市民病院←三ツ沢公園自由広場←東神奈川駅西口←神大寺入口
- 88A 市民病院→三ツ沢公園桜山→東神奈川駅西口(平日朝1本のみ)
- 88B 市民病院←三ツ沢公園自由広場←東神奈川駅西口(平日朝1本のみ)
営業係数:137.0(令和5年度)
▲市民病院
市内に3つある市立病院のひとつで、コロナ禍となった令和2年に現在地に移転しました。なお移転前のバス停は、三ツ沢公園桜山に改称されています。
本系統の数少ない単独区間で、先述の通り平成19年まで114系統が運行していました。
当時からバス停位置は若干変わっていますが、令和6年に神奈川区総合庁舎前バス停も復活しました。
片倉町駅と六角橋を結ぶこの片倉六角橋線は道路改良の事業が進行中ですが、段階的に進められているため未整備の区間もあり、特にここはカーブで見通しも悪くなっています。
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