【路線バス探訪】横浜市交通局・248系統
248系統は笹山団地から西谷駅前を経由して千丸台集会所に至る路線として、令和3年に開設された系統です。開設当初から保土ケ谷と緑の共管路線となっており、概ね3:2の比率で本数を分け合っています。
長距離路線運行の是正として長らく神奈中と共同運行をしていた62系統(令和3年に横市交が撤退)の代替路線にあたり、これまでの横浜駅から西谷駅へと最寄り駅へのアクセスを具現化した系統となっています。なお、西谷駅前を通るから248と語呂合わせをしたのは想像に難くありません。
本来であれば西谷駅前止まりとしたいところでしょうが、駅前にバスロータリーなどの折返し施設が存在しない現状を踏まえ、92系統が担う笹山団地にも乗り入れています。62系統時代は、往路は日中に限り千丸台団地の二つ先の千丸台集会所まで運行、復路は全便が千丸台団地発というスタイルでしたが、本系統においては全便が千丸台集会所発着となっています。
- 248B 笹山団地→笹山団地中央→西谷駅前→千丸台団地→千丸台集会所
- 248C 笹山団地中央←笹山団地←西谷駅前←千丸台団地←千丸台集会所
営業係数:200.2(令和5年度)
▲西谷駅前
国道16号線に入り、東海道新幹線の高架の辺りに西谷駅が位置します。今や相鉄の全列車が停車するにまで成長した拠点駅ですが、駅周辺にロータリーなどは無く、昔ながらの街並みが残されています。
梅の木以西は神奈中62系統との共通定期券協定区間のため、行先表示器には共通定期券取扱車の表示がなされます。
▲千丸台団地
目の前の道路は119系統も並行しますが、本系統の復路と神奈中62系統の往路はロータリーに乗り入れます。その名称とは裏腹に、実際のところは千丸台団地入口といった格好です。
▲千丸台集会所
坂を上り切った団地内の北端に駐車場から改装したロータリーが設けられており、写真には写っていませんが降車扱いをする市営バスの向かい側に集会所が立地します。
令和6年9月11日 公開
令和6年10月2日 営業係数を記載
コメント
コメントを投稿