【路線バス探訪】横浜市交通局・301系統

301系統(江田線)は江田駅から荏田南を経由し、仲町台駅に至る路線として平成5年より運行しています。かつては市が尾駅から大丸・荏田南を経由し、江田駅に至る路線でしたが、現在の路線は市営地下鉄ブルーラインのあざみ野延伸に伴う300系統の路線分割によって入れ替わる形で誕生しており、実質的に2代目の路線となります。

305系統に次ぐ港北ニュータウン地区の主力路線で、異なる鉄道路線の駅同士を結ぶこともあり深夜バスも双方向で運転されました。そのほか、中の瀬経由でセンター南駅へ行く路線や、江田駅~都筑ふれあいの丘駅の区間便もありましたが、現在はほぼ元あった路線のみに落ち着いています。

  • 301G 江田駅~荏田南~向原~仲町台駅
  • 301I 江田駅←荏田南←池田(朝1本のみ)
  • 370A 江田駅→荏田南→向原→仲町台駅(令和2年4月27日~運休、令和6年4月1日廃止)

江田駅入口~富士塚
▲江田駅入口~富士塚
荏田坂とも呼ばれる比較的なだらかな坂を上ります。写真右側にはかつて家電量販店のワットマンがありましたが、同社とは関連の無いリサイクルショップとインターネットカフェになったのち、いずれも閉店し現在は更地になっています。

荏田高校前
▲荏田高校前
304系統と合わせて本数が多いこともあってか、雨天時を中心に当校生徒の利用も見られます。

▲都筑ふれあいの丘
背後の煙突は、ごみ焼却工場である都筑工場のものです。130mの高さを誇り、周辺に高い建築物が無いこともあって周辺のシンボルとなっています。平成23年に現在の白と青のツートンに塗り替えられました。

向原
▲向原
平台~仲町台駅間は本系統の単独区間となります。さすがニュータウンということで、随所に歩道橋が設けられ歩車分離が徹底しています。
荏田高校入口交差点から東側は片側3車線道路となり、江田駅付近の渋滞を除くと恵まれた路線環境です。

令和6年2月22日 公開
令和6年4月1日 深夜バス廃止に伴い一部修正

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