【路線バス探訪】横浜市交通局・306系統

306系統(大丸線)は市が尾駅からセンター南(現・都筑区総合庁舎)を経由し、あざみ野駅に至る路線として平成2年に開設されました。平成5年に市営地下鉄ブルーラインがあざみ野まで延伸するとセンター南駅で分割され、市が尾駅側は現在の本系統に、あざみ野駅側は311系統(初代)として独立しました。

港北ニュータウン営業所が所管していた頃は出入庫便が本系統に組まれ、区間便を含め多くのバス運行がありましたが、今日では概ね毎時2本に落ち着いています。平成19年に緑営業所に移管して久しいですが、周辺住民の着席需要からか始発の1本に限り、旧港北ニュータウン営業所にほど近い川和高校入口始発の区間便が今も設定されています。

平成20年のグリーンライン開業に合わせ、日中帯に限り大丸付近に設けられた都筑ふれあいの丘駅を経由するようになりました。若葉台との共管路線となった令和3年には、晴れて全便が同駅経由に変更。更に令和6年には、平日19時台の1本が見花山止まりに短縮されました。

  • 306H 市が尾駅~見花山~都筑ふれあいの丘駅~センター南駅
  • 306I 川和高校入口→見花山→都筑ふれあいの丘駅→センター南駅(朝1本のみ)
  • 306J 市が尾駅→見花山(平日夜1本のみ)
東福寺前~東市が尾小学校前
▲東福寺前~東市が尾小学校前
県道12号線のバイパスとして整備された市道池辺市ケ尾線を駆け上がります。

泉天ケ谷公園~川和高校入口間
▲泉天ケ谷公園~川和高校入口間
右の敷地はかつて港北ニュータウン営業所が所在していましたが、廃止後は富士通の横浜港北データセンターとなっています。

見花山~大丸間
▲見花山~大丸間
本系統は305系統や124系統などと経路が重複する関係で単独区間は存在せず、この富士見が丘交差点で市が尾駅方向とセンター南駅方向を行き来するのが唯一の単独要素です。

▲都筑ふれあいの丘駅~御影橋間
奥のAOKIは横浜港北総本店を名乗り、本社機能も有します。平成22年5月までは「次は、大丸、大丸。AOKI前でございます。」という車内放送広告も流していました。

令和6年2月14日 公開
令和6年4月1日 ダイヤ改正に伴い一部改稿

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