【路線バス探訪】横浜市交通局・48系統
48系統(中央市場線)は横浜駅前から中央市場前に至る路線として、昭和42年に開設された系統です。その名の通り、横浜市中央卸売市場へのアクセスを目的とした路線で、かつては市場開場日に合わせて平日と土曜のみの運行でした。
平成に入り沿道の山内ふ頭内に存在した浅野ドックが閉鎖されると、超高層マンションが立ち並ぶコットンハーバー地区として再開発され、今日ではその住民に向けた性格が強くなっています。
平成25年の路線再編で循環線化されるとともに、同時に廃止された46系統の代替として平日朝の2便に限り東神奈川駅前への乗り入れを開始。その後、令和4年のダイヤ改正で東神奈川駅前発着が大幅に増発され、時間はやや不規則ながら終日乗り入れが実現しました。
- 48B 横浜駅前←中央市場前←コットンハーバー←東神奈川駅前
- 48C 横浜駅前→中央市場前→コットンハーバー→東神奈川駅前
- 48D 横浜駅前→中央市場前→コットンハーバー→横浜駅
- 48E 横浜駅前→中央市場前→コットンハーバー
営業係数:113.2(令和5年)
高島線と通称される貨物線のガードをくぐると、周囲の雰囲気が変わり市場らしさが出てきます。
▲中央市場前~星野町公園前
東日本で最初(全国では京都市、高知市に次ぎ3番目)の中央卸売市場として昭和6年に開場し、正式には横浜市中央卸売市場と称します。記事執筆時点では、市場センタービル後ろのF1棟が建て替えのため更地となっています。
当バス停周辺の大規模超高層マンション群の名称が由来となっており、地上32階建ての高さを誇ります。
▲千若町 2丁目
かつて46系統が運行した区間で、奥の橋を渡った先は米軍の横浜ノースドックとなります。
令和6年8月10日 公開
令和6年10月2日 営業係数を記載
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