【路線バス探訪】横浜市交通局・1系統
1系統(鴨居町線)は、市営バス開業時(昭和3年)に開設された三ツ沢線(神奈川~青木橋~反町東横電車前~三ツ沢)がルーツと考えられる歴史がある路線です。戦後も比較的早くに横浜駅前~三ツ沢で運行を再開し、紆余曲折を経て和田町に延伸したのち、昭和36年に22系統(初代、和田町~梅の木~中山駅前)を取り込む形で横浜駅前~三ツ沢~梅の木~中山駅前になり、さらに昭和45年から横浜駅西口発着になっています。このほか、中山駅前~竹山団地折返場の区間便も運行されました。
しかしながら、大規模再編成のあおりを受け平成19年に出入庫路線を除き神奈中に移譲され、以降は中山駅前~緑車庫前のみが細々と残ります。なお、この出入庫路線は伝統的に系統番号を未表示としていましたが、平成28年になって系統番号を表示するようになりました。
今日では12、39系統の出入庫に加え、両系統の区間便として平日朝晩の数便と土休日朝の2便のみが設定されています。
- 1E 中山駅前←白山ハイテクパーク←緑車庫前
- 1F 中山駅前→緑消防署前→白山ハイテクパーク→緑車庫前(平日のみ)
営業係数:98.4(令和5年)
中山商店街を抜けていきます。この区間は後述する経路変更により、往路は通らなくなりました。
系統番号があるおかげで移譲前の往年の姿をほうふつとさせます。
▲中山駅前~緑消防署前
一方こちらは往路のみが通る経路で、平成28年の経路変更(中山駅前周辺のバス路線一方通行化)により初めて路線バスが通るようになりました。
▲上山町~石神
かつてここにあった雪印メグミルクの横浜チーズ工場が平成27年に閉鎖された後、住友商事が物流施設(SOSiLA横浜港北)を建設し、平成30年に稼働を開始しました。
▲白山ハイテクパーク
先端技術産業の集積立地を図った企業団地として昭和60年より開発され、村田製作所やJVCケンウッドなど6社の事業所が肩を並べます。
(おことわり・本系統は記事執筆時点で本数僅少のため、他系統の写真で代用しておりますことをご容赦ください。)
※路線紹介文の歴史部分の執筆にあたっては、rissさんにご協力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
令和6年8月2日 公開
令和6年10月2日 営業係数を記載
令和7年3月5日 路線紹介文を加筆修正
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