【路線バス探訪】横浜市交通局・74系統
74系統(谷津田原線)は中山駅前から谷津田原住宅前を経て、再度中山駅前に至る循環路線として昭和39年に開設されました。短距離路線ながら、丘の上に位置する北八朔町の南端を走行するため、路線バス需要の高い路線です。
昭和58年に中山駅北口発着に変更された後、平成3年に所管を緑から港北ニュータウンに変更しますが、平成19年に同営業所が廃止されると緑に回帰。しかし、翌年の営業所委託化に伴い業務分散を図ったのか、若葉台に移管されています。
なお経費節減を狙ったのか、平成9年から平成25年ごろにかけて中型車がメインで投入されましたが、それが全廃したこともあり、以降は大型車に回帰しています。
平成26年の市道中山北山田線の全線開通に伴い、谷津田原住宅前以東のルートが変更されており、運行距離が若干増加しました。
- 74A 中山駅北口→谷津田原第1住宅入口→青砥中央→中山駅北口
- 74B 谷津田原第1住宅入口→青砥中央→中山駅北口(平日朝1本のみ)
営業係数:104.8(令和5年度)
▲保寿院前~谷津田原第1住宅入口
谷津田原住宅入口丁字路を右折し、坂を駆け上がります。
▲谷津田原第1住宅入口
市営谷津田原ハイツを横目に進みます。
▲谷津田原住宅前〜青砥 中央(その1)
先述の市道中山北山田線の全線開通に伴いルートが変更された箇所で、これまで直進していた道路が行き止まりとなり、写真右側にカーブするようになりました。
▲谷津田原住宅前〜青砥中央(その2)
この交差点を曲がった先にある青砥中央は平成26年に新設されたバス停で、本系統のほか東急バス青葉台線(青81系統)および荏田南線(南61系統、土休日夕方1本のみ)が通ります。
蛇足ながら、青砥は正式にはあおとと読みますが、歴史的背景からかバス停においては東急バスや神奈中を含めおおとと呼称します。[外部サイト参考]
令和6年5月26日 公開
令和6年10月1日 営業係数を記載
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