いわきに残る元小田急バス~昔の記憶

かねてより耳にしてはいましたが、福島県いわき市で路線バスを運行する新常磐交通において元小田急バスが活躍しているとのことで、18きっぷの消費を兼ねて初訪問しました。


先ずはKC-代の日野ブルーリボンです。
FFシフトの音が聞こえてこなかった辺りはロッドシフト車だと思われます。分割方向幕と前後扉な辺りは自社発注車ですが、新塗装に塗り替えられています。今後も活躍が見込まれるということでしょうか。


そんな中で、E501系の基本編成では最後の字幕編成となったカツK704編成が見えたので、記録がてら少し追ってみました。
運用を終え、回送表示にしていわきから出てきます。

大工町踏切を渡り、少し先まで行って折り返します。

そのまま転線し、

図らずも、いわき駅に乗り入れる全系列がそろい踏みとなりました。


バスの撮影に戻りますが、
今回の真打、U-LV318Lです。何台か来てくれました。
その昔…といってもせいぜい15年ぐらい前までですが、柿23系統でやってくる小田急バスといえばこの車両でした。
寒冷地仕様なのか中扉は片側しか開かないようになっていましたが、低音なドアブザーは健在でした。

ナンバー違いながら、こちらも同型式です。
ゴツい大きなタイヤがツーステップバスであることをこれでもかと主張しており、懐かしい限りです。
カラー方向幕であるところも、小田急をほうふつとさせる良いポイントです。

当時地元には同じ富士重ボディを架装する日産車も乗れ入れていたこともあり、どこから学んだのか後輪ホイールのシャフトを見てメーカーを判断していました。写真だと分かりづらいですが、いすゞの矢羽マークが確認できると思います。
ナットを黄色く塗っているのは良いですね。

小さな側面の字幕部もそのまま活用されており、小田急っぽさが伺えます。

そんないすゞの富士重ボディも、最近では同じく小田急から転入したKL-代のエルガや都交からのレインボーHRに押され気味だと聞きます。
今回は撮影だけでしたが、こんどは乗車も含めてリベンジしたいところです。

運行開始から1周年を迎えましたが、燃料電池バスも来てくれました。
黒色の面積が相当広いので映り込みを考慮しないといけない、今思うと撮影にはむつかしい車両ですね…。

地元横浜の6301号車はいつでも撮れるからいいやとスルーしていた結果、それよりも先に見物することとなりました。大型車で音が全然しないのは新鮮です。


ちなみにですが、燃料電池バスの写真が停車中のそれしか無いのは、カメラのバッテリーが切れてしまったことによります。残量は確認していませんでしたね…。
近くの家電量販店をハシゴしたのですが、バッテリーのみは扱っていなかったり、大容量バッテリーしか在庫が無くて1万円を超えるなどと店員からは言われ、バッテリーって値が張るんだなとしみじみ思いました。

18きっぷで来たので、帰りも普電で5時間ほどの行程でした。

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